Headphone Review

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ヘッドホン選び。
手始めにオーディオ店や大型量販店などのヘッドホンコーナーで聴き比べて好みの音を探してみてください。 掛け心地も重要です、アンプやヘッドホンの組み合わせも色々とあるので、 何軒かまわった方が確実だと思います。

しかし、しっかりしたアンプで駆動して良い環境で試聴できるオーディオ店も一部にはありますが、 多くの量販店ではプレーヤーの出力を何本にも分割させて複数のヘッドホンを同時にドライブしているために、試聴環境は悪いと言わざるを得なく音質を評価するのは厳しい状況のようです。 それでも装着感などはある程度判断できると思いますので、納得の出来るものを選んで下さい。

He&Biのヘッドホンサイトヘッドホンナビ などのヘッドホン情報サイトを参考にするのも良いかと思います。
海外のサイトでは、 HeadRoomepinions.comのレビューなども情報量が多く参考になると思います。


私が主に使っているヘッドホンを紹介します。
AKG  beyerdynamic  Goldring  Sennheiser  ULTRASONE


K240M AKG K240MONITOR
半開放型ヘッドホン
インピーダンス 600Ω
ミニ-標準2Wayプラグ
実売 11,500円〜

柔らかく高音〜低音までバランスの良い音、繊細さは同じ AKG の K501に敵いませんが K501の低音が薄いと思われる場合はこちらの方が良いかも。
大きなイヤーパッドや軽さは K501と同じで快適ですが、イヤーパッドが皮製なので少し蒸れやすい。 その代わりにしっかりとした低音を得ているようです。

600Ωで感度88dbということで低能率、 しかしパワーの低いポータブル機との組み合わせでもなければ問題にはならないと思います。 室内でヘッドホンアンプと組み合わせて使う場合は、逆にボリュームを適度な位置で使える利点の方が大きいです。
たとえば高能率のヘッドホンとパワーのあるアンプの組み合わせだと、ボリュームを絞りきる寸前で使うことになってギャングエラーが出たりと具合が良くないのです。
1万少々のモデルでこの音質というのは価格性能比が高く買い得感があります。


K501 AKG K501
開放型ヘッドホン
インピーダンス 120Ω
ミニ-標準2Wayプラグ
実売 18,800円〜

中〜高音が綺麗、低音はかなりタイト、情報量は HD580に一歩譲ります。 ざっくりした素材の大きなイヤーパッドと自動アジャストのヘッドバンド、それに軽さのおかげでとても快適な掛け心地、 長時間リスニングには AKG Kシリーズしかないと思わされます。


DT231 beyerdynamic DT231
密閉型ヘッドホン
インピーダンス 32Ω
ケープル 2.5(ストレートコード)
重量 150g(実測)
ミニプラグ
ミニ→標準アダプタ付き
実買 6,000円〜

中高音が自然な音色で心地よいです、低音もしっかり。 耳に乗せるタイプの小さなハウジングですが、他のベイヤー社の高級機と同じように ベルベット地の柔らかいイヤーパッドが採用されていて快適な掛け心地です、 ヘッドバンドは自動調整式。
カジュアル指向のヘッドホンですが、オーディオファンでも使えるバランスの取れた音のヘッドホンだと思います。


DT831 beyerdynamic DT831
密閉型ヘッドホン
インピーダンス 250Ω
ケープル 10feet(カールコード)
重量 295g
実売 2万半ば〜
 

密閉型とは思えないスッキリとしていて開放感のある音です、繊細で情報量があり、弦楽器を美しく聴かせてくれます。 しかし低域が薄くて線が細く感じるところもあります。
遮音性が高いのでノイズの多い場所でも音楽に没頭できます、 ファンノイズが大きいプロジェクターで映像ソフトを視聴する時などにも重宝します。


DT250 beyerdynamic DT250
密閉型ヘッドホン
インピーダンス 80Ω (250Ωバージョンもあり)
ケープル 8feet(カールコード)
重量 240g
実売 2万円〜
(この DT250 は友人所有の品)

重心が低く柔らかい音です。低音が多めでややブーミィ、でも締まった音でドロドロとはしてないです。 ハウジングは小さめですが、ベルベット地の柔らかいイヤーパッドと適度な側圧のおかげで快適な掛け心地です。革巻きのヘッドバンドもなかなかの高級感。

ケープルはカールコードで 8feetと短め、片側のハウジングに専用コネクタで接続します。
少し小振りのハウジングでコンパクト、コネクタ部も頑丈に作られているのでポータブルでの運用に向きそうです。
DT200シリーズは、他にマイク付きや片耳タイプなどの色々なバリエーションがあります。片耳タイプは TVカメラマンなどが使う物のようです。


DR150 Goldring DR150 [New]
開放型ヘッドホン
インピーダンス 32Ω
ミニプラグ
ミニ→標準アダプタ付き
実売 13,500円〜

まず気付くのが量感のある低音。低音に比べると中音域は線が細くボーカルが色気不足になるのが気になる。 高音は綺麗に上まで伸びて心地好いです。
情報量はいま一つだが、サクソホン・トランペットなどの管楽器は心地好く聴かせてくれます。 打ち込み系は重い低音が耳についてあまり向かないようです。

ハウジングはHD580に似た楕円形だが1回り小さく、ぎりぎり耳全体を覆えるサイズ。
起毛加工されたイヤーパッドは快適で、ヘッドバンドのクッションも柔らかく 頭頂部が痛くなるような事はありません。
太いがしなやかで扱いやすいケーブルは実に優秀、プラグの質感も高い。


HD580 Sennheiser HD580
開放型ヘッドホン
インピーダンス 300Ω
ミニ-標準2Wayプラグ
実売 24,400円〜

繊細かつ滑らかな音、刺激的な音はあまりなく聴きやすいです。 解像度の高い中高音、特に中音域が充実していてボーカルを魅力的に聴かせてくれます、 低音域はやや切れが悪く感じることも。
インピーダンス300Ωで感度97dbということでやや低能率です、 側圧はやや強めですが、イヤーパッドは肌触りが良いベルベット地で装着感は良好。
2万円台で買えるオーディオファン向けヘッドホンとして文句なくお勧め、価格性能比が高い。


HFI-700 ULTRASONE HFI-700 DVD 
密閉型ヘッドホン
インピーダンス 75Ω
標準プラグ
標準→ミニ変換アダプタ、
4mの延長ケーブル、デモCD付き
実売 21,000円〜

透き通るような高音が印象的でかなりの先鋭感、 低音も十分な量があるのですが切れが良く重さは感じません。 ボーカルも余計な響きは付かずすっきり。
聴き疲れしやすいと思われる音色ですが、気に入れば頭に直接飛び込んでくるようなこの音は他にはないものです。
音による聴き疲れより強い側圧とぴったり張りつく合革製のイヤーパットによる閉塞感が気になります、しかしこのおかげで遮音性は高くなっています。
柔らかい音のSennheiser HD580とは対極であり、電子楽器を多用したポップスなどにはHFI-700が合いそうです。
音・装着感共に癖があるので、2台目3台目以降のヘッドホンとしてお勧めしたい。


試聴機材
CDP: Philips LHH500R
AMP: HeadRoom The Little

主な試聴Disc
ホレス・シルヴァー/ブルースに処方箋
ケイコ・リー/If It's Love
Yusaku Matsuda/1978-1987
つじあやの/さようなら

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