HeadphoneAmp Review
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ヘッドホンアンプについて。

2000年当時の情報なので古いです、書き換え予定。

ヘッドホンで音楽を聴く場合プリメインアンプや CDプレーヤーのヘッドホン端子を お使いの方が多いと思いますが、音質を考えるとやはりヘッドホン専用の アンプを使いたい所です。たとえ高級アンプでも*2ヘッドホン端子はおまけ程度のクオリティである事が多いのです。

しかし、日本ではヘッドホンアンプはマイナーな存在のようで、スタジオ向けの製品は見かけるものの、 音質重視のピュアオーディオ用ヘッドホンアンプは、ほとんど見ることが出来ないのが実状です。 ピュアオーディオ用で現在入手しやすい物としては、 Musical Fidelity X-CAN、CREEK OBH-11、トライオード VP-Head *3といった所でしょうか。

また、米国の HeadRoom からは数多くのヘッドホンアンプがリリースされています。 日本には販売代理店がないため入手するには個人輸入となりますが Yahoo Shoping から簡単に注文できるので、こちらも候補に入れたいところです。

bbsitake さんの ヘッドホン紹介ページ で HeadRoom のヘッドホンアンプ Cosmic が紹介されています、こちらのページには高音質イヤホン Etymotic Research ER-4 をはじめとして色々なヘッドホンの紹介があります、必見です。



*1 高級なアンプには、もともとヘッドホン端子のない機種も多いのですが。

ヘッドホンアンプの紹介

Little HeadRoom The Little $249
小型の据置型ヘッドホンアンプです。
Burr Brown 604というOPアンプを使用しています。
北米仕様のため電源は AC120V、私は 100V-120Vのアップトランスを使用していますが、 日本の100V電源でも特に問題なく作動しました。

外観
ボディはアルミ抜き出し材で、前後のパネルはヘアライン処理されていて、 小さいながらなかなかの質感があります。
ボリュームはスカスカした操作感が少し気になりますが、音量の変化はスムーズなので悪くはないです。
電源スイッチは無く、コンセントにプラグを差し込むとパワーOnという形式です。 電源が入るとフロントパネルのランプが明るく輝き眩しくて少し気になります。

音質
非常にクリアかつ力強い音です、CDプレーヤーに直結して試聴すると情報量の多さに驚かされます。しかしケーブルを選ばないと硬い音に聴こえるかもしれません。

Littleには頭の中に音が定位するのを改善する機能 Audio Image Processorが付いています、 ProcessorをOnにすると少し音像が広がるのが分かります、カッチリとセンターに定位してしまったり、 あるいは逆に左右に鳴り別れてしまったりという、ヘッドホンでは聴き辛いソースに使うと効果的でしょう。
また、ProcessorをOnにすると音質が低域寄りになってしまうため、 高域を持ち上げるフィルタースイッチが装備されています。



Airhead HeadRoom AirHead(旧バージョン) $179
ホータブルタイプのヘッドホンアンプ
内蔵の単3電池 2本で 15時間駆動、又は外部 5V入力
重量は電池なしで 2オンス、電池込みで 4オンスと軽量です。(1oz=28.349g)

音質
非常にクリアな音が印象的です、クリアといってもつまらない音ではなく、情報量の多さで音楽を表情豊かに聴かせてくれます。

駆動パワーは十分にあり高インピーダンスで低能率の HD580 を難なくドライブします、 ポータブルCDP のヘッドホン端子ではフルボリュームになってしまうような、録音レベルの低い CD でも音量が足らないという事にはならないでしょう。

Audio Image Processor
HeadRoom のアンプの売りの一つである Audio Image Processor、これはヘッドホンリスニング時の頭の中心や耳に音が定位するのを軽減するプロセッサーです、 原理は左右のチャンネルの音を遅延を掛けて小さな音で反対側で鳴らすという単純なもの。

試してみてすぐ気付くのは音色の変化でした、プロセッサーOFF だとピシッと定位していたウッドベースなどの音が ON では音像が広がるので、低音の量感が多く感じるのです。 低音の強調感があるのはプロセッサーを使うと高域が減衰するせいもあるかもしれません。 ちなみに、Supreme,Cosmic といった上位機種では高域の減退を補うフィルタースイッチがあります。この装備は AirHead にも付けて欲しかったですね。

ノイズの問題
AirHead の弱点に無信号時に残る「サー」というノイズがあります、 使用するヘッドホンによってノイズのレベルが変わるようなので、私が所有するヘッドホンで試してみました。

  • AKG K501: 聞こえない
  • Sennheiser HD580: ほとんど聞こえない
  • Sennheiser HD490: ほとんど聞こえない
  • beyerdynamic DT831: 無音時に少し聞こえる
  • SONY CD770: 常にノイズが聞き取れる

K501 をはじめとする低能率のヘッドホンでは問題ないという結果になりましたが、 SONY の高能率なヘッドホンではノイズがハッキリ聞き取れて気になりました、 Etymotic や Grado のヘッドホンでもノイズが気になるという報告があるので、 購入予定の方は気を付けましょう。

また、ノイズの問題を修正したという新型の AirHeadが Total AirHeadとして $199で発売されています。 旧 AirHeadは $99 で特売中。 現在の AirHeadモデルチェンジし、新モデルの無印 AirHeadは $149で販売されています。


VPHEAD トライオード VP-Head
ウォームで滑らかな音色です、中音域にボリュームがあり聴き疲れしません、 また、真空管を交換して音色の違いを楽しむ事もできます。

完成品 39,800円、キット 29,800円
販売終了品。

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